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保育士登録とは?保育士登録の申請手順について解説
保育士の「お仕事お役立ち情報」
2022/11/1

保育士登録とは?保育士登録の申請手順について解説

 

保育士を目指して保育士資格を取得しても、それだけでは保育士として働けません。

保育士として働くためには、保育士資格を取得した上で保育士証の取得が必要不可欠です。

 

今回は、保育士証取得のために必要な保育士登録の概要と申請手順について解説します。

 

 

 

保育士登録とは?

 

保育士登録とは、保育士として働くために必ず行うべき手続きです。

 

保育士登録を行って各都道府県の保育士名簿に情報が登録すると、保育士証が交付されます。

この保育士証を受け取ることで、はじめて保育士の資格を所持していることが証明できます。

 

 

かつては保育士登録が必要なく、保育士養成校卒業または保育士資格に合格し、資格証明書があれば保育士として勤務が可能でした。

しかし2003年の児童福祉法改正により、保育士として働くためには各都道府県への保育士登録が義務付けられ、現在は保育士試験に合格して資格証明書を取得したのみでは保育としての勤務が不可能となっています。

 

 

保育士登録が必要になった理由

 

以前は、保育士資格さえ取得していれば保育士として勤務が可能でした。

 

では、なぜ保育士資格取得に加えて保育士登録が必要になったのでしょうか。

その理由として、児童福祉法改正に関わる以下の2点が挙げられます。

 

 

保育士試験が国家資格になったから

 

2003年の児童福祉法改正前までは保育士の資格は民間資格でしたが、児童福祉法改正後、保育士試験は国家資格名称独占資格となりました。

 

その背景には、保育士資格詐称問題や子育ての中核を担う人材として保育士の重要性が高まったことがあります。

 

子供の成長にとって重要な時期である保育園での時期の安全健康管理を任せる人材として適しているかどうか、児童保育について正しい知識を持ち、責任感を持って職務にあたれるかが、保育士に求められる要素です。

 

そのため、国家資格である保育士試験の内容は、保育に関する専門的で幅広い知識が求められます。

 

 

法律によって定められたから

 

前述のように、保育士試験は児童福祉法改正に伴い国家資格になると同時に、児童福祉法第十八条の四で「保育士とは、第十八条の十八第一項の登録を受け、保育士の名称を用いて、専門的知識及び技術をもつて、児童の保育及び児童の保護者に対する保育に関する指導を行うことを業とする者をいう。」と定義も変更されています。

 

これにより、保育士として働くには専門知識と技術を有することを証明する資格を取得した上で、保育士登録をすることが法律で定められました。

 

もし保育士登録なしで保育士として働いた場合、法律違反として罰則が課されます。

 

※出典:児童福祉法 | e-Gov法令検索|e-Gov法令検索

https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=322AC0000000164

 

 

保育士登録の申請手順

 

保育士登録を行うには、所定の手続きが必要です。

以下で紹介する保育士登録申請の手順に沿って、登録に必要な書類などを揃えて申請してみましょう。

 

 

1.「保育士登録の手引き」を取り寄せる

 

保育士登録を行うには、まず登録事務処理センターから「保育士登録の手引き」を取り寄せます。

取り寄せに必要なものは、以下の4点です。

 

・返信用封筒

・返信用切手

・返信用封筒の送信用封筒1枚

・送信用切手

 

返信用切手は、取り寄せる部数に合わせて選びます。

 

1部のみであれば140円分、2~3部なら250円、4~6部は390円が必要です。

速達で返送したい場合は、1~3部取り寄せには260円、4~6部には350円の追加料金を加えます。

返信用封筒は、角型2号以上の大きさの封筒を送付すると上記料金では返信時に料金不足となるため、注意しましょう。

なお、送信用封筒は返信用封筒が入ればどのサイズでも問題ありません。

 

返信用封筒は「〒102-0083 東京都千代田区麹町1-6-2 登録事務処理センター」へ、返信・送信用封筒の両方の表面に赤字「保育士登録の手引き○部」と請求内容を忘れずに記載して送付しましょう。

 

 

2.登録手数料を支払う

 

保育士登録の手引きが手元に届いたら、同封の専用払込用紙を使って郵便局の窓口で登録手数料を支払います。

支払いは窓口のみで、ATMは使用できません。

登録手数料は1人あたり4200円です。

 

支払い後は、受付印押印済みの振替払込請求書兼受領証と振替払込受付証明書を忘れずに受け取り、失くさないようにしましょう。

 

 

3.申請に必要な書類を用意する

 

保育士登録の申請に必要な書類は、以下の通りです。

 

・「保育士登録の手引き」同封の保育士登録申請書

・登録手数料支払い時に受け取った振替払込受付証明書

保育士資格を証明する書類の原本

戸籍謄本

 

 

保育士資格を証明する書類とは、2003年11月29日以降の資格取得者は指定保育士養成施設卒業証明書、2003年11月28日以前の場合は保育士(保母)資格証明書保育士養成課程修了証明書保育士試験合格通知書、平成17年度までに交付で、3年連続全科目合格している保育士試験一部科目合格証明書または保育士試験一部科目合格通知書のいずれか1点、必ず原本を送付します。

 

 

4.書類を提出する

 

必要書類は、保育士登録の手引きと同じ登録事務処理センターの住所宛てへ簡易書留郵送で送付します。

センターでは窓口業務を行っていないため、直接書類を持ち込んでの申請はできません。

保育士証交付には2カ月ほどかかります。

 

もし書類に不備があった場合は登録事務処理センターより連絡がありますが、不備の修正で保育士証の交付が遅くなることがあるので、送付前に書類の不備記入漏れがないかをチェックしておきましょう。

 

 

まとめ

 

これから保育士を目指す方にとってはまず資格取得が目標となりますが、保育士として働くまでには資格取得後にも保育士登録の手続きが必要です。

保育士資格を取得した後にスムーズに保育士登録を行うためにも、今回ご紹介した手順を頭に入れておきましょう。

 

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