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手紙を書く保育士
保育士の「キャリアアップ・転職」
2021/12/27

保育士の職務経歴書の書き方まとめ

 

 

保育士の転職では、履歴書の他に職務経歴書も必要です。

 

履歴書にも職歴欄があるため、不要と思われがちですが、職務経歴書には自己 PR の目的もあります。

 

今回は、保育士の職務経歴書の書き方と注意点を解説します。

 

 

職務経歴書とは?

 

保育士の転職での職務経歴書とは、これまでの業務経験とスキルを示すための書類です。

 

一般的には、保育士求人に応募した際、履歴書と一緒に提出します。

 

職務経歴書と聞くと、履歴書の職歴欄と同じものだと勘違いしがちですが、それぞれ書き方や目的が異なります。

 

履歴書の職歴は、入職や退職を時系列に並べたものです。

 

具体的な業務内容やスキルは記載しません。

 

一方、職務経歴書は入職・退職の情報だけでなく、具体的な保育士の業務内容や担任をしたクラスなどを詳細に記載します。

 

業務内容だけでなく、担当した行事・保育園の園児数などを記載し、 スキルをアピール書類でもあります。

 

 

 

職務経歴書の書き方・コツ

 

職務経歴書の書式はさまざまで、一定の決まりはありません。

 

一般的な保育士の職務経歴書は、以下の構成で成り立っています。

 

⚫ 職務経歴の要約(略歴)

 

⚫ 職務経歴

 

⚫ 自己 PR

 

 

要約部分では、最初に入職した保育園から、退職までの職務経歴を簡単にまとめます。

 

一度退職している場合は、復職までの経緯も簡単に書いておくとよいでしょう。

 

職務経歴の欄は、一般的に最初から細かい項目に分かれているものではありません。

 

自分で項目を記載する必要があります。

 

 

保育士の転職で記載が必要な主な項目は、以下のとおりです。

 

⚫ 勤務先:名称だけでなく園児数や職員数も記載すると分かりやすい

 

⚫ 雇用形態・職種:正規職員・非正規職員・パートアルバイトなど

 

⚫ 職務内容・スキル:担当クラスや具体的な業務内容、行事経験などの他に、リーダー・主任経験なども記載する

 

 

 

保育士の職務経歴書自己 PR の書き方

 

一般的な職務経歴書には、自己 PR を記載する欄があります。

 

いきなり自己 PR といわれても困る かもしれませんが、前述の職務経歴欄を元に作成すれば難しくありません。

 

ここでは、保育士の職務経歴書自己 PR 欄の書き方を解説します。

 

 

職務経歴欄からアピールポイントを抜粋

 

自己 PR 欄を書くときは、まず職務経歴欄で書いた業務内容やスキルから、アピールしたいポイントを考えましょう。

 

保育士であれば、ピアノや歌・保護者対応の評判・スタッフ間のコミュニケーションなど、入職後に役に立つスキルをいくつか抜粋します。

 

アピールポイントは複数あるとよいですが、多すぎてもまとまりのない文章になってしまいます。

 

最もアピールしたいポイントを中心に書き、追加で 1〜2 つ強調したいスキルを挙げるのがおすすめです。

 

 

見出しでアピール

 

アピールポイントが見つかったら、自己 PR の本文を考えていきましょう。

 

例えば、前職で保育士・スタッフのリーダーだったことをアピールしたいとします。

 

いきなり「私のアピールポイントは、リーダーシップがあることです」と始めてもよいのですが、見出しを作って読みやすくするのがおすすめです。

 

次の例文のように見出しを作り、続けてアピールポイントを強調するエピソードとなる本文を記載します。

 

 

<リーダーシップがある>

私は、前職で保育士をまとめるリーダーでした。

 

責任感が強く、スタッフの意見をまとめるのが得意です。

 

特に保育園の行事では〜

 

 

上記の要領で、2〜3 個程見出しを作って本文を書きましょう。

 

エピソードでは、過去の話で根拠を述べ、さらに転職したらどのような役に立てるか、何に活かせるかも記載します。

 

 

余白のないように埋める

 

職務経歴欄の自己 PR は、空白の内容に枠を埋めましょう。

 

数行の空白は問題ありませんが、半分以上空白だと熱意がないと勘違いされてしまいます。

 

できれば枠の 3 分の 2 は埋められるように、文章を作成するとよいでしょう。

 

 

 

職務経歴書の注意事項

 

最後に、職務経歴書を書くときの注意点を紹介します。

 

選ばれる職務経歴書にするため、ここの注意事項をよく読んで自分の職務経歴書を確認してみましょう。

 

 

年月のずれがないか確認する

 

年月のずれは、犯しやすいミスです。

 

職務経歴書に書く入職や退職の年月が、履歴書とずれていないかチェックしましょう。

 

ずれている場合は、どちらかが間違っている可能性があります。

 

正しい年月を確認し、修正しましょう。

 

 

アルバイト経験も記載可能

 

一般的に、履歴書にアルバイト経験は記載しませんが、職務経歴書ではアルバイト経験もアピールポイントになります。

 

正規職員として退職後、保育の手伝いとしてパート・アルバイトをしていた場合は、その経験も盛り込むとよいでしょう。

 

アピールポイントになるなら、保育士以外の仕事も記載できます。

 

 

「以上」「現在に至る」の使い分け

 

職務経歴欄の最後は文章で終わるのではなく、「以上」または「現在に至る」と記入して終わりを明確にします。

 

「以上」「現在に至る」の違いは、離職中か現職なのかです。

 

⚫ 以上:離職中の場合に記載

 

⚫ 現在に至る:最後に書いた職務経歴が現職の場合に記載

 

 

 

まとめ

 

履歴書と職務経歴書の違いは、次のとおりです。

 

⚫ 履歴書:転職や退職の情報

 

⚫ 職務経歴書:これまで務めた保育園の情報や持っているスキル

 

職務経歴書では、保育士としての経歴を記載するだけではありません。

 

詳しい業務内容を記載することで、スキルとしてアピールできます。

 

保育士の経歴はもちろん、保育と関係のない職種やパート・アルバイトの経歴でも問題ありません。

 

自己 PR につながる経歴をアピールし、スムーズに転職を決めましょう。